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お知らせ

新学期・夏休み明けの登園渋り(行き渋り)どうする?原因と家庭でできる対応

朝の「行きたくない」に悩むママ・パパへ。親子で無理なく新学期を迎えるためのヒント

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長い夏休みも、もうすぐ終わり。

幼稚園やこども園に通うお子さんのママ・パパは、毎日のお昼ご飯づくりや、こどもとの時間など、本当にお疲れさまでした。

夏休みをなんとか乗り切ってホッとしたのも束の間、

「うちの子、ちゃんとまた園に行けるかな……」

と、胸がざわざわしていませんか?

夏休み明けや新学期になると増えやすいのが、「登園渋り(行き渋り)」です。

「朝、なかなか着替えてくれない」

「『お腹が痛い』『行きたくない』と泣いてしまう」

「夏休み前は普通に通えていたのに……」

そんな様子が見られると、ママ・パパも心配になりますよね。

今回は、なぜ夏休み明けに登園渋りが起こりやすいのかを考えながら、こどものこころに寄り添い、親子で新学期を無理なくスタートするための具体的なヒントをご紹介します。


なぜ夏休み明け・新学期に「登園渋り」が起きやすいの?

「夏休み中、甘やかしすぎたかな?」

「夜更かしさせすぎたせい?」

そんなふうに考えてしまうママ・パパもいるかもしれません。

でも、こどもにとって新学期は、私たちが想像する以上にエネルギーが必要な時期です。

登園渋りにつながりやすい理由を、大きく3つに分けて考えてみましょう。

①スケジュールの変化による不安

夏休みは、自分や家族のペースで過ごすことができていたのに、新学期が始まると園のスケジュールや集団行動に合わせる生活に戻ります。

しばらくマイペースに過ごしていたこどもにとって、生活リズムや環境が大きく変わることは、それだけでも負担になります。

「これから何をするの?」「次はどうなるの?」という見通しの立たなさが、不安につながることもあります。

②園にはたくさんの刺激がある

園には、お友達の声、明るい照明など、さまざまな刺激があります。

夏休み中、自宅など比較的落ち着いた環境で過ごしていたこどもにとって、久しぶりの園の環境は刺激が多く、疲れてしまうことがあります。

特に刺激に敏感なこどもにとっては、久しぶりの集団生活そのものが大きなエネルギーを必要とします。

③朝の「身支度」は実はとても大変

新学期の登園渋りで、ママ・パパを悩ませやすいのが「朝の身支度がなかなか進まない」ということです。

朝は、

  • 服を着替える
  • 顔を洗う
  • 歯を磨く
  • 朝ご飯を食べる
  • テレビを消す、遊んでいた玩具を片付ける
  • 持ち物をリュックに入れる

など、やることがたくさんあります。

大人にとっては毎日のルーティンでも、こどもにとっては、たくさんの工程が詰まった難易度の高いタスクです。

さらに、「これをやったら園に行かなければならない」という現実が近づいてくるため、余計に体が動かなくなったり、時間をかけたりして抵抗することもあります。

決してサボっているわけではありません。

環境の変化に一生懸命適応しようとして、こころが悲鳴をあげているサインなのだと捉えてみてください。


【新学期前の準備】登園渋りに備えてできる3つのこと

「新学期になったら行き渋りが起きるかも……」

そう感じている場合は、夏休み中から少しずつ「こころの準備」をしておくことで、新学期の環境変化を和らげることができます。

すでに取り入れているご家庭も多いかもしれませんが、3つのアイデアをご紹介します。

① 朝の身支度を「見える化」する
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「早く着替えて!」「次は歯磨き!」

と、朝から何度も声をかけ続けると、言う方も言われる方も疲れてしまいます。

そこでおすすめなのが、「朝のやることボード」です。

「着替える」→「うがいをする」→「ご飯を食べる」など、朝の手順をイラストや写真にしてみましょう。

終わったらマグネットをひっくり返して「できた!」にする方法もあります。

やることが目で見て分かることで、こども自身が「次は何をすればいいのか」を判断しやすくなります。

タイマーやスマートスピーカーなどに、代わりに知らせてもらうのもいいですね。

少しでも朝のイライラが減りますように。

② 生活リズムは「スモールステップ」で戻す

夏休み中に少し乱れてしまった睡眠リズムを、新学期の前日にいきなり戻すのは難しいものです。

新学期が始まる少し前から、

「毎日15分ずつ早く寝て、15分ずつ早く起きる」

など、無理のない範囲で少しずつ生活リズムを戻していきましょう。

③ 「新学期カレンダー」で見通しを持たせる

「いつから園が始まるの?」

そんな不安を減らすために、カレンダーに「園が始まる日」を大きくマークしてみましょう。

「あと〇回寝たら、先生やお友達に会いに行こう」

と一緒にカウントダウンすることで、少しずつこころの準備をすることができます。

会いたいお友達や好きな遊びなどについて話しながら、楽しみにできることが見つかるといいですね。


【新学期が始まったら】「行きたくない!」への対応は?

どんなに準備をしていても、新学期初日や最初の1週間に、

「行きたくない!」

という気持ちが爆発することはあります。

そんなとき、ママ・パパはどう対応すればよいのでしょうか。

やってしまいがちな対応
  • 感情的に叱る・理由を厳しく問い詰める

「どうして行けないの?」と聞かれても、こども自身も不安の理由をことばにできないことがあります。

  • 無理やり連れて行く

力づくで連れて行くことで、園そのものへの不安や恐怖が強くなり、登園渋りが長引いてしまう可能性もあります。

  • 「がんばれ」と励ましすぎる

すでに十分がんばっているこどもにとって、「もっとがんばれ!」ということばがプレッシャーになることもあります。

こんな対応を試してみてください

  • まずは気持ちを受け止める

「そっか、行きたくないんだね」「おうちがいいよね」

まずは、不安な気持ちに共感してみましょう。

自分の気持ちを受け止めてもらえることで、こどもは「味方がいる」とホッとすることができます。

  • 朝の身支度は「半分、手伝う」

普段なら自分でできる着替えや準備も、新学期は少し甘えさせても大丈夫。

「片足だけズボンを通すね」など、手伝いながらハードルを下げてあげましょう。

  • 「遅刻や早退」という選択肢も持っておく

「〇時になったら出発しよう」

「お弁当の前までで帰ってこよう」

など、「行けるか、行けないか」の0点・100点で考えず、30点くらいでもOKという選択肢を持っておくと、親子ともにプレッシャーを軽くすることができます。


登園渋りはひとりで抱え込まず、園や専門機関に相談を

こどもに登園渋りがあると、

「先生に迷惑をかけたくない」

「親のしつけ不足だと思われたらどうしよう」

と、ママ・パパだけで抱え込んでしまうことがあります。

でも、新学期の登園渋りは、先生と一緒にこどものことを考えるきっかけにもなります。

連絡帳にはなんて書けばいい?【そのまま使える例文】

朝の忙しい時間に電話をするのは気が引ける……という場合は、連絡帳を活用してみましょう。

ポイントは、現在の様子をありのまま共有し、園での見守りをお願いすることです。

『夏休み明け、環境変化への不安があるようで、朝の身支度が進まなかったり「行きたくない」と泣くことがあります。今朝はなんとか登園できましたが、少し気にかけて見ていただけると幸いです。よろしくお願いします。』

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このように伝えておくことで、先生にも「今日は少し不安が強いのかな」と気づいてもらいやすくなり、無理のないペースで過ごすための対応につながります。


登園渋りが長引いたら、周りに頼ってOK

登園渋りが長引いたり、おうちでの荒れ方が激しかったりする場合は、園の先生だけでなく、こっこなど現在利用している事業所の担当スタッフや相談員、こども発達センターなどにも相談してみてください。

「こんなことで相談していいのかな?」

と思うようなことでも、相談することで新しいアイデアが見つかることがあります。

また、誰かに話すだけでも、ママ・パパの気持ちが少し軽くなるかもしれません。


まとめ|新学期の登園渋りは、100点満点を目指さずスモールステップで

夏休み明けの登園渋りは、こどものワガママでも、ママ・パパの育て方のせいでもありません。

環境の変化に一生懸命適応しようとしているこどもからの、

「ちょっと疲れちゃった」

というサインなのかもしれません。

朝、身支度が進まず、イライラしてしまう日もあると思います。

そんなときは、

「今日、園に行けたら100点」

ではなく、

「パジャマから着替えられたから30点!」

「玄関まで行けたから50点!」

と、小さなハードルをクリアしたこどもと、そこまで一緒にがんばったママ・パパを、たくさん褒めてあげてくださいね。

新学期はもうすぐ。

焦らず、比べず、ご家族のペースで、ぼちぼち歩んでいきましょう。

あなたの一歩を、みんなが応援しています。

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