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お知らせ

「周りが見えない…?」と感じたときに読んでほしいお話

― それは“わがまま”ではなく、育ちの途中です ―

「あれ!!あれじゃないとやだやだ!!」と泣いてしまう。
お友だちのおもちゃを、どうしても取ってしまう。
「順番だよ」と伝えても、聞こえていないように見える――。

子育てをしていると、こんな場面に出会うことがありますよね。

周りから見られると、
「しつけができていないのかな」
「わがままに育ててしまったのかな」
と、不安になることもあるかもしれません。

でも、どうか安心してください。
その姿は、多くのこどもたちに見られる【成長の途中の姿】です。

■ 幼児期は「今・自分」が中心の時期

幼児期のこどもは、心も脳も、まさに育っている真っ最中です。

この時期は、

  • 気持ちをがまんする力
  • 相手の気持ちを想像する力
  • 順番を待つ力

などが、これから少しずつ育っていく途中にあります。

「あのおもちゃが欲しい!」という気持ちが湧いたとき、
周りの状況まで同時に考えることは、まだ難しい子もたくさんいます。

それは「できない」のではなく、
「まだ育っている途中」だからなのです。

■ 「見えていない」のではなく、「見られない」

この時期のこどもは、
ひとつのことに気持ちが向くと、ほかの情報が入りにくくなります。

だから、

  • 何度言っても聞こえないように見える
  • 切り替えに時間がかかる
  • 同じことでつまずく

といった姿が出てきます。

わざと困らせているわけでも、無視しているわけでもありません。
脳の発達段階として、自然な姿なのです。

■ 大切なのは「教える」より「支える」

困った行動が出たとき、
つい「ダメでしょ」「周りを見なさい」と言いたくなることもありますよね。

そんなときは、まず気持ちを受け止めてみてください。

「それ、すごく欲しかったんだね」
「楽しそうなおもちゃだったね」

そのうえで、短く伝えます。

「今はお友だちが使っているよ」
「次は〇〇ちゃんの番だよ」

別のおもちゃを用意したり、少し距離を取ったりすることも、
子どもが落ち着く助けになります。

■ 少しずつ「周り」が見えてくる

発達は、まっすぐ一直線には進みません。
できたり、戻ったりをくり返しながら、少しずつ育っていきます。

「今日は待てた」
「今日は譲れた」
「今日は声をかけられた」

そんな小さな積み重ねが、
やがて人と気持ちを共有する力につながっていきます。

■ 子どもも、お母さんも、育ちの途中

「うちの子、大丈夫かな…」
そう思うことがあるのは、それだけ一生懸命向き合っている証です。

悩みながら関わっているお母さんも、
同じように“育ちの途中”です。

完璧じゃなくて大丈夫。
一人で抱え込まなくていいのです。

■ 私たち発達わんぱく会は、そばで支えます

発達わんぱく会では、
「分かりにくい育ち」に悩む親子が、孤立しないように、
さまざまな形で支援を行っています。

  • わかりやすい情報発信
  • 保護者同士がつながれる場
  • 専門スタッフによる相談支援

「こんなことで相談していいのかな…」
そう思うようなことでも、どうぞ遠慮なくお話しください。

■ まとめ:それは「わがまま」ではありません

「あのおもちゃが欲しい!」と夢中になる姿。
周りが見えなくなる瞬間。

それは、わがままでも、失敗でもありません。
一生懸命、育っている証です。

お母さんがそばで見守っていること自体が、
すでに大きな支えになっています。

私たちは、いつでも応援しています。
一緒に、こどもたちの育ちを見守っていきましょう。

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