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お知らせ

発達支援の国際協働に向けたベトナム視察レポート②

― 人材育成と仕組みづくりの現場から ―

開設・運営支援・相談支援を主に行っている同行をスタッフより

気づき① ベトナムの発達支援現場は「想いはあるが、仕組みと人材が足りない」

早期発見・早期療育の重要性は理解されているが懸念点も。

  • 専門家が圧倒的に不足
  • 診断しても支援につながらない
  • 保護者が家庭で抱え込んでいる
  • 「どう関わればいいか分からない」現場の切実さがある

気づき② 支援のカギは「信頼関係」と「成功体験」

  • 理事長小田のSVで繰り返し出てくるメッセージは「楽しいことをしてくれる大人への信頼」

即効性や「治す」ことよりもこれらが発語の増加や参加意欲につながっている

  • 子どもをポジティブに見る
  • チームで仮説を立てる
  • できた体験を積み重ねる

気づき③ 日本の療育の考え方とAIは、現地の力を“奪わず”に支える道具になる

  • AI(動画解析・アプリ)は専門家不足を置き換えるものではなく

    • 現場の判断を支える補助輪

  • 日本の「叱らない・褒める」療育は教師や支援者自身の成功体験を生み
    • 結果として組織や学校全体の雰囲気を変える可能性がある

気づき④ 単発支援ではなく「人材育成と文化づくり」を一緒にやろうとしている

  • SV・イベント・大学連携・学生教育・共同研究はすべて一本の線でつながっている

  • ゴールは現地で続く

    • 現地の人が担える

    • 現地の文化に合った発達支援モデルをつくること

ベトナム出張では、支援現場・施設・大学を訪問し、発達支援の実情と課題に向き合いました。専門人材不足や制度の壁がある中で、支援の鍵となるのは「楽しいことをしてくれる大人」への信頼と、成功体験の積み重ねであることを確認しました。日本の療育の考え方とAIを活用し、現地の文化に根ざした、続いていく支援の仕組みを現場と共につくる第一歩となりました。

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