ベトナム中央師範短期大学と協力覚書(MOU)を締結しました
この覚書は、インクルーシブ教育(包摂的教育)の推進を目的とし、
とりわけ自閉症や発達障害のあるこどもたちの支援・教育に関する協働を深めていくものです。
2025年9月30日、ベトナム・ハノイにある中央師範短期大学(National College for Education/Trường Cao đẳng Sư phạm Trung ương)において、同大学、認定NPO法人 発達わんぱく会、およびエフバイタル株式会社との三者による協力覚書(MOU)調印式が行われました。
式典には、ベトナム教育訓練省のタ・ゴック・チー博士(初等教育局 副局長)をはじめ、
中央師範短期大学のチャン・ディン・トゥアン学長ら関係者、
発達わんぱく会理事長の小田知宏をはじめとする代表団、
エフバイタル社の京寛美智子氏(グローバルヘルス責任者)が出席しました。
今回の協力覚書では、以下の取り組みを柱としています。
中央師範短期大学のチャン・ディン・トゥアン学長は、「この協定は保育士養成の質を高め、科学技術を活用した支援の新たな扉を開くもの」と述べ、
また、発達わんぱく会理事長の小田は、「中央師範短期大学の皆さまの温かな取り組みと志に深く共感しています。
こどもたち一人ひとりの力を伸ばす支援を、国境を越えて共に学び合える関係を築いていきたいと思います。」
と語りました。
本協定を通じて、発達わんぱく会はベトナムにおけるインクルーシブ教育の推進に寄与するとともに、
日本国内の支援実践・教育研修にも国際的な視点を取り入れながら、さらなる発展を目指してまいります。